3rdアルバム『愛と笑いの夜』レビュー by麻生久美子


8thアルバム『本日は晴天なり』の発売を記念し、7日間連続で、サニーデイの今までのアルバムについて、いろいろな方々に書いて頂いたレビューを紹介していく<サニーデイ・サービス review week>!
本日のレビューは、3rdアルバム『愛と笑いの夜』を麻生久美子さんに書いて頂きました!


サニーデイ・サービス
『愛と笑いの夜』

1997年1月15日 発売 MDCL1313
¥3,059


1. 忘れてしまおう
2. 白い恋人
3. JET
4. 知らない街にふたりぼっち
5. 96粒の涙
6. 雨の土曜日
7. 愛と笑いの夜
8. 週末
9. サマー・ソルジャー
10. 海岸行き




「映画のようなアルバム」



映画のサントラのようなアルバムだよと言って手渡されたこのアルバム。
確かに、明るくて元気になって…という私が勝手に抱いていたイメージとは少し違っていた。
だけどすぐに大好きになった!
私にはロックとか音楽の事とかは全然わからないけど、ただただ素敵だなと思った!
だって曽我部さんの音楽を聴いていると自分の想像力が豊かになった気がして、なんでも出来そうな気分になるから。
もう何度も聴いている。聴くたびにやっぱり映画っぽいって一人喜んで納得して力をもらってる。
1曲目の忘れてしまおうと2曲目の白い恋人の流れは私の中で最高の映画妄想曲!
ずっとずっと聴いていきたい、切なくて温かくて私に必要になったこのアルバム。
絶体手放しません。



麻生久美子



麻生久美子
’94年に「三菱電機・ハイビジョン」のCMでデビュー。’98年に今村昌平監督作の映画「カンゾー先生(98)」で、ヒロインに‘抜擢’され一躍注目を集め、「第23回報知映画賞」最優秀助演女優賞、「第22回日本アカデミー賞」最優秀助演女優賞など数多くの映画賞を受賞する。’07年にも佐々部清監督作の映画「夕凪の街 桜の国(07)」に主演し「第23回報知映画賞」最優秀主演女優賞、「第62回毎日映画コンクール」女優主演賞、「第50回ブルーリボン賞」主演女優賞を受賞する。
’06年には連続ドラマ「時効警察」のヒロインを演じ、好視聴率をマーク’07年に続編となる「帰ってきた時効警察」再び放送された。
最新作として、NHK土曜ドラマチェイス国税査察官〜」が4月17日よりスタート。映画「シーサイドモーテル」が6月5日より公開される。


http://www.breathinc.com/artist/f_kumiko-aso.html