ロングインタビュー1 "サニーデイ・サービス2010 後編"
取材を受けること自体が何年ぶりになるのだろう、
「3人そろってサニーデイ・サービス」、インタビューは後編に入っていく。
08年に行われた再結成ライヴまでのいきさつを主に訊いた前回だったけど、今回はそこからレコーディングに至るまでの道のり、さらに話題は派生して、「サニーデイとは何だったのか?」という内容へ。
あっけらかんと頭の中を開いていく曽我部くん、
なんだか困ったような笑い顔を浮かべている田中くん、
どこかあらぬ一点をポケッと見つめている晴茂くん——
引き続き、場所は下北沢の居酒屋、そろそろ22時を過ぎる頃、
相変わらずテンポも穏やかに、崩れることなくトークは続いていくの巻!
ロングインタビュー1 "サニーデイ・サービス2010 前編"
平日夜の下北沢、南口すぐの居酒屋の奥座敷に
曽我部恵一、田中 貴、丸山晴茂、3人が当たり前のような顔をして並んでいる。
時の流れも何事も、なかったような顔をして笑っている。
サニーデイ・サービス、2年前の再結成ライヴに続いて、この4月には10年ぶりとなる新録アルバムを発表するという。
にくいことに、デビューアルバム『若者たち』が世に出た日からきっかり15年後の同日に、『本日は晴天なり』は発売になるみたいだ。
いったい、何が起こって、こういうことになっているのだろう?
ありえなかったはずの2010年のサニーデイ・サービス・インタビュー、まず前編の1回目は、過去と現在を行ったり来たりするの巻!